ごあいさつ

この度は、私たちが運営する住宅型老人ホーム「ライフ」「セカンドライフ」「マイライフ」に関心を寄せていただき、誠にありがとうございます。

高齢化率が既に23%になっていた2010年、 今後ますます高齢者は増え福祉が社会の大きな問題となると考え、6月21日会社を設立。同年10月、山形県新庄市に古民家を改修した小規模通所介護ライフを開業しました。

しかし当初は利用者希望者が少なく運営状況は良くありませんでした。 本当に皆様が望んでいることを私たちは理解していなかったのです。 色々な方の話を聞いて勉強していくと、多くの方が本当に求めているものは入居・宿泊可能な施設でした。 確かに家庭内で仕事と介護を両立させていくには家族の負担は計り知れないものがあります。また、特別養護老人ホームは順番待ちでいつ入居できるか分からない状態でした。

そこで私達は、特別養護老人ホームの一つ手前で、家庭に寄り添う形の施設が出来ないかと考えました。
その際もう一つご家族様の抱える大きな問題が金銭面です。
この解決策として個室ではなく相部屋にすることによりできるだけ入居費用を抑える方法で、住宅型有料老人ホームを併設することになりました。

その後も入居希望の問合せが後を絶たないために二つ目事業所を計画。
2012年12月1日、通所介護定員20名、老人ホーム入居定員15名の施設「セカンドライフ」を新庄市鳥越に開業いたしました。内覧会は多くの見学者が来られ、開業と同時に入居定員の予約が埋まりました。
満室になるまでは半年以上はかかると予想をしていたので、そこまでの需要に大変驚きました。

そして2014年5月、3施設目となる51名定員の「マイライフ」をオープンいたしました。

お一人での生活に不安を抱えている方。介護のために夜もゆっくり眠れないご家族様、ご家族に手を借りなければならないことに負い目を感じてしまうご本人。互いに大変な思いをされている多くの方がいらっしゃいます。
私たちの存在はそのような皆様に心身ともに平穏な日常をご提供するためにあるのではないでしょうか。
すべてを背負い24時間ご自宅で奮闘されている方。
どうかご自愛ください。
助けを求めてください。
人の手を借りることで罪悪感に苛まれることはありません。私たちにご相談ください。

「アットホーム」という言葉は使いません。私には上辺だけの言葉と感じてしまうのです。
私たちは程よい距離間で皆様と同等の立場で関係を築いていきたいのです。

これからも、地域の皆様に必要とされる、地域に根ざした施設運営を行ってまいります。

今後とも株式会社ライフをどうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ライフ